「あらふぉー」など

Around40~注文の多いオンナたち~ DVD-BOX

Around40~注文の多いオンナたち~ DVD-BOX


おれわ あらふぉーとゆーことばがきらいだ。

さかなやにごろんところがっているなにかのよーなきがする。
http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080815/p1

あれって、ヴェトナム料理だったのか。
ドラマ『Around40~注文の多いオンナたち~』*1は日本でのオン・エアが終わった1週間後にDVDで視ている。日本のTVドラマは、巷で話題になっているあれこれを適度にアレンジしてみせる手捌きは巧いなとは思った。あとは脇役の片桐はいりの存在感。なお、このドラマにおけるいちばんの〈勝ち組〉は実は何れの登場人物でもなく、主題歌を歌っている竹内まりやさんじゃなかろうか。それから、自転車での通勤がおしゃれなこととして表象されていたのが印象に残った。
それから、仲間由紀恵泉ピン子の『ジョシデカ!*2
このドラマでも、仲間由紀恵は『ごくせん』のまんまというか、あの「ヤンクミ」が警察に就職したのかという感じではあった。ドラマとしては、新人が試練を乗り越えて一人前になるという徒弟修行とイニシエーションの物語だといえるだろう。しかし、このドラマにおけるイニシエーションが辛いのは仲間由紀恵に自明な〈信頼〉の放棄を迫ることであろう。これには、警察という制度それ自体が〈善〉であるという刑事ドラマのジャンルの掟の放棄も含まれる。それにしても、動機論的にはどうなのか。あの動機で連続殺人かよと納得しなかった人も多いんじゃないか。
ジョシデカ!-女子刑事- DVD-BOX

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ごくせん Vol.1 [DVD]

ごくせん Vol.1 [DVD]

ごくせん Vol.2 [DVD]

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ごくせん Vol.3 [DVD]

ごくせん Vol.3 [DVD]

ごくせん Vol.4 [DVD]

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ところで、『ジョシデカ!』では〈本庁vs.所轄〉という対立がモティーフの一つとなっている。刑事ドラマでも、昔の『太陽にほえろ!*3とか『夜明けの刑事』*4というのは、無垢の時代であったといえよう。その頃は警察が官僚制組織であるということは作り手の側にも視聴者の側にもあまりなかったのでは? 官僚制組織としての警察を描くというと、〈キャリアvs.ノンキャリア〉の対立が導入された『ショカツ』の印象が強いのだが、それ以前では?
ショカツ(1) [VHS]

ショカツ(1) [VHS]

ショカツ(2) [VHS]

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ショカツ(3) [VHS]

ショカツ(3) [VHS]

ショカツ(4) [VHS]

ショカツ(4) [VHS]