Info on TransAsia

CSF-MLへの岩渕功一氏からのメッセージ;


<第19回トランスアジア文化研究会のお知らせ>

たいへんごぶさたしてます。7月のトランスアジア文化研究会ですが、前にお知らせしたように、アメリカ・デューク大学の依田富子さんの「少女趣味と消費文化」についての報告です。依田さんは最近では2006年にハルーチュニアン氏とともに、「JapanAfter Japan: Social And Cultural Life from the Recessionary 1990s to thePresent (Asia-Pacific) 」を 編集出版するなど第一線で活躍されている研究者です。
今回も、とても刺激的な内容が期待されます。どうかふるってご参加ください!
(転載・回覧、大歓迎です)

■とき :2008年7月11日(金)18:00〜19:30

■ところ: 早稲田大学19号館416号室
(19号館は西早稲田メインキャンパスの外側、中央図書館の北側に位置するビルです。
地図を参照ください:http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
 
■発表タイトル:
「少女趣味の系譜と70年代以降の消費文化」

■発表者:
依田富子(デューク大学

■発表要旨
この報告では、主に1970年以降の日本のメディア文化において、少女趣味的な嗜好がどのように分節化されてきたかを考察する。これによって、 現在では「かわいい文化」などと呼ばれているような美意識が、70年代から80年代にかけて、ポピュラーカルチャーの中で広く流布していったプロセスを歴史化したい。特に、 少女趣味的で、懐古的なデザインが女性ファッションの定番となっていった過程をたどり、この展開を70年代以降のメディア•消費文化の「ポストモダン化」とジェンダーとの関係を通じて分析する。