秋葉原殺人事件への反応(メモ)

承前*1

取敢えず備忘録的にメモしてみる。


Justin McCurry “Explainer: Crisis of Japanese youth” http://www.guardian.co.uk/world/2008/jun/09/japan.internationalcrime
主な情報源が小宮信夫であるのはちょっとアレだが、同時に自殺増加問題についても言及されている。
Dr-Seton「秋葉原大量殺人事件について考える」http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080611/1213174007


それにしても、犯人が「誰でもよかった。」と云うのはウソだろう。裾野の近くには御殿場プレミアム・アウトレットがある。


御殿場プレミアム・アウトレット

http://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/index.html


あそこでも、おそらく目立つ凶行は可能だったはずだ。それでも、秋葉原まで出掛けていったのは、そこに何かがあったからだろう。私には判らないが。

別の意味でも、誰でもよかった、わけではなく、自分と対等か、より弱い立場の者を狙っておこなった犯行だったわけで、そのへんがイヤになる。

また、

かつて、大阪の西成区あいりん(釜ヶ崎)では、大規模な暴動が起きた。日雇い労働者の不満はハッキリと外へ向けられていたのだ。


90年 大阪西成地区『暴動』映像(反米嫌日戦線「狼」(醜敵殲滅))

http://anarchist.seesaa.net/article/23225106.html


不満が外へ向けられず、孤独の中で内面化してしまえば、暴動とはならずに凶行になるのかもしれない。暴動もデモも集団交渉も仲間がいて出来るものだからだ。

深町秋生「オレンジ色のにくいやつ」http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080612
産経系ををち。
Liber Studiorum「余計なことはするな」http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_b100.html

もし、何かをしたいというのであれば、ゲームだのネットだの、特定の「原因」を槍玉にあげるのではなく、世の中をもっと住み心地の良いものにするように努力すべきだ。
そのためには、他人を悪意によって傷つけるのをやめ、差別をなくし、なすべき義務を果たし、他人に喜びや楽しみを与えること。
特別なことではない、ごく当たり前のことである。
私が、「余計なことはするな」と言うのは、そういう意味である。
また、経済を活発にし、格差による不公平感を少なくすることも重要だ。
結局のところ、景気が良ければ犯罪に走る原因だって少なくなるのだ。
事件の原因について根拠薄弱な憶測をするよりも、経済の心配をする方がよっぽど意味があると思う。
東浩紀「絶望映す身勝手な「テロ」」http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY200806120251.html
雨宮処凛秋葉原の無差別殺人、の巻」http://www.magazine9.jp/karin/080611/080611.php
Umeten「秋葉原無差別殺傷事件への鎌田慧コメントほか」http://d.hatena.ne.jp/umeten/20080611/p2
鎌田慧氏のコメントを全文引用。
安原宏美「秋葉原の事件のコメントメモ」http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10105277624.html
「コメント」へのコメント。
最後に、

この事件を題材にして何か言ってるブロガーだとか

この事件に興味を持つこと自体を叩く人が現れて

人気を集めたりしそうですよね、そろそろ。
http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080613/p2

!?!