梁文道「網友――新部落時代的身份」『南方週末』2008年6月12日
梁文道氏については以前名前だけ言及したことがある*1。
先ずは梁文道氏はNBAのLos Angeles Lakers(湖人隊)*2のファンであるという。
論じられているのは、インターネット初期の頃はこれによって真の公共圏、真の民主主義が実現するんだと夢想したものだけど今はどうよということ。
(前略)看見一個論壇怎様従国事討論変成了征服世界的幻想楽園、另一個論壇又怎様従標榜理性変成了要把所有憤青都丟到海裏喂魚的小圏子。和任何封閉的団体一様、所有極端的声音都会牽制整体的走向、逐漸把温和変成必須排除的異端。
誤解を避けるために言うと、現代中国語における「部落」という語は英語のtribeに対応しており、日本語に訳せば部族になる。なので、〈解同〉とかとは関係ない。
終於、原来開放的世界変成了一個個自我封閉的小教派、毎一個教派的成員都在自己的団隊裏找到了帰属、天天反芻同類人的意見、日日鞏固原有的主張。最後、我們都成了不同倶楽部的”網友”、看不見”公共”的存在、却肯定各自真理的終極、和部落没甚麼両様。
関連して、荻上チキ『ウェブ炎上』をマークしておく。
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*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080411/1207885619 ピエールさんによると、『論座』に梁文道氏へのインタヴューが掲載されているという。See http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20080605/p2