Albinos in Tanzania

JEFFREY GETTLEMAN “Albinos, Long Shunned, Face Threat in Tanzania” http://www.nytimes.com/2008/06/08/world/africa/08albino.html


タンザニアには3000人に1人の割合でAlbinoの人がいる。最近殺されるAlbinoの人が増えている。サハラ以南のアフリカでは一般に厳しいAlbino差別があるが、問題はAlbinoに両義的な力、魔術的な力が認められていることだという。そのため、呪術師の間では、金持ちになる薬を作るために、Albinoの皮膚、骨、頭髪が需められており、その需要を見込んで、Albinoが殺されているという。また、アフリカの気候条件では、メラニン色素が極度に欠如しているAlbinoは皮膚癌に罹りやすくもなっている。
ところで、クリント・イーストウッドによるチャーリー・パーカーの伝記映画『バード』の中で、チャーリー・パーカーが当時まだアパルトヘイトな南部をツアーする際に、バンドの白人のメンバーをこいつは白子の黒人だといって押し通すエピソードがあった。

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NYTから書評を2つ;


DAVID GATES “A World of Marvels” http://www.nytimes.com/2008/06/08/books/review/Gates-t.html
サルマン・ラシュディの新作、The Enchantress of Florenceの書評)
ALIDA BECKER “Behind the Wall” http://www.nytimes.com/2008/06/08/books/review/Becker-t.html
(中国学者ジョセフ・ニーダムの伝記、Simon Winchester The Man Who Loved China: The Fantastic Story of the Eccentric Scientist Who Unlocked the Mysteries of the Middle Kingdomの書評)