四川地震

『産経』の記事;


中国・四川省で大規模地震
2008.5.12 16:11


 米地質調査所(USGS)は中国・四川省で12日午後、マグニチュード(M)7.5の地震を観測したと発表した。フランス通信(AFP)などが伝えた。震源の深さは10キロ。約1500キロ離れた北京の建物でも揺れを感じたという。約2000キロ離れたタイ・バンコクでも、同様に揺れたという。台湾の台北でも揺れを感じたという。

 国営新華社通信によると、地震は12日午後2時28分(日本時間同3時28分)、四川省北部の●(=さんずいに文)川県でM7.6の地震が発生したと報じている。

 家屋が崩壊するなどの被害がでているとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080512/chn0805121613003-n1.htm

また、

上海では避難騒ぎ 中国・四川省地震

05/12 19:21更新


 【上海=前田徹】中国四川省成都北で起きた地震の揺れは二千数百キロ東の上海にも達し、超高層ビルの一部で避難勧告が出るなどの騒ぎになった。
 上海は20階建て以上高層ビルが4000棟以上も密集しており、かねてから地震への懸念が強かった。このためか、最初の揺れで驚いた人たちが人民広場や上海一の繁華街になっている淮海路近くの公園などに自主避難、市内のあちこちに大きな黒山の人だかりができた。
 一方、中国で最も高い超高層ビル「金茂大厦」などの一部で正式に避難勧告が出され、慌てて飛び出した人々でオフィス街がごったがえす騒ぎになった。
 今年7月にオープン予定の森ビルの「上海ヒルズ(世界金融センタービル)」は金茂大厦よりも高い地上492メートルに達しており、工事中の最上層部ではかなりの揺れが観測された。しかし、関係者によると、震源地から距離があるため揺れの周期がゆっくりと長く、危険を感じさせるほどではなかった。地上では「震度2」程度の揺れだったとみられている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/144262/


路上・公園に続々避難=高層ビル、3〜5分の揺れ−中国地震・上海
2008年5月12日(月)20:30

 【上海12日時事】中国四川省で発生した大地震は12日、中国経済をけん引する巨大商業都市・上海も襲い、広い地域で3〜5分程度の揺れが続いた。特に高層ビルが林立する浦東新区陸家嘴地区では、一部のビルで避難勧告も出され、路上や近くの公園に続々と避難してきた人々が集まり、不安そうな表情でビルを見上げた。

 33階建てビルの20階に事務所がある邦銀関係者によると、大きな揺れを感じて間もなく館内放送で「避難命令」が響いた。全社員が急いで路上に出たという。25階建てビルの独企業に勤める中国人女性は「こんな揺れは初めて。会社のガードマンから避難するように言われ、エレベーターで降りた」と、緊迫した表情で語った。

 ただ、同地区でもビルや階数によって、揺れの感じ方には大きな差が出た。中国最高層の金茂タワー(88階建て)12階に入居する日系商社員によると「揺れは全く感じず、通常通り業務した」と落ち着いた様子だった。地元メディアによると、地下鉄や高速道路にも影響はなかった。 



[時事通信社]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080512X273.htmlhttp://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080512X273.html

ちょうどその時、妻から地震があったという電話があった。妻のオフィスは28階にある。その時、私は巨鹿路にいたのだが、全然揺れを感じることはなく、辺りの街の様子も平常と変わることはなかった。
夜になって、CCTVの特別番組を視たが、この段階では学校が崩壊して多くの生徒が生き埋めになっているという震源地近くの映像は流されず、成都重慶の映像を延々と流していた。震源地近くの映像が入ってきたのは朝になってから。