Brubeck Braidなど

日曜日はThe Glamour Bar*1で、Brubeck Braidを聴く*2。カナダ人ピアニストDavid Braid*3と米国人チェリストMatt Brubeck*4のデュオ。あまり体調はよくなかったが、特にMatt Brubeckのチェロはチェロという楽器の持つ新たな可能性を開示してくれたような気がして、ついつい引き込まれてしまう。1時間弱のライヴが終わって、もう終わりなのか、もっと聴きたいと思った。彼がジャズ・ピアニストのデイヴ・ブルーベック*5の息子であることはあとから知る。
それから、福州路のStudio Rouge*6に行き、程偉『為人民服務*7を観る。1956年に吉林省長春にて生産が開始された「解放」ブランドのトラックをモティーフにした油絵の連作。文化大革命時代の鍵言葉をナンバー・プレイトにあしらった系列とトラックを花柄で飾った系列に分かれるか。アーティストの 程偉は1961年生まれで、子ども時代に文革を経験した世代である。