「自然通貨」がわからない

http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/3acf222a439537072916d8c0c85a3fe5に対するコメントで、「愚樵」という人*1曰く、


>また国政レベルでの政党の結成も考えるべきだと思います。

政党の名前は「退出組」。勝ち組、負け組に対抗して。どうでしょう? んで、平和党あたりと合流したりして。

実現を目指す政策は、ベーシックインカム負の所得税)と自然通貨の導入、でどうでしょう? 

ベーシックインカムがあれば条件の悪い派遣労働で無理して働かなくて良いし、そうなれば自然と労働条件もよくなる。自然通貨は地産地消を促進させますし。

また、「花ブナ」という人がそれに答えるかたちで、

>愚樵さん

自然通貨の導入により「ベーシックインカム」が実現します。自然通貨を導入せずに「ベーシックインカム」を要求すると、必ず争いの種になるでしょう(それが上記*2で大坂氏が指摘する社民思想だからです)。

自然通貨は「腐りやすい」ので、充分に働けて、食っていける人は、腐ってしまう通貨を、誰か困っている人に、さっさとあげてしまった方が「お得」です(もらった人はくれた人にきっと恩義を感じますから)。つまり自然通貨は立場の弱い人に集まりやすく、それが「ベーシックインカム」になります。もちろん通貨担保として地元に食料その他のあることが前提となりますが、自然通貨によるメリットはそのような「贈与社会」が庶民の手で作れることです。

ここでいわれている「自然通貨」というのがわからない。その反対は人工通貨なのか。しかし、通貨に「自然」も人工もあるのか。
「腐りやすい」? 昔、誰かが国家の発生はその社会において澱粉源(主食)として何が選択されたかに関係があるといっていた。つまり、ヨーロッパでも亜細亜でも麦や米といった長期保存がきくものを選択した社会ではそれによって富の蓄積と階級の分裂が起こり国家の発生へと繋がったが、長期保存がきかない芋類を選択した、例えばオセアニア諸社会ではそれが難しかった云々。これと関係があるのか。