金曜日、上海城市雕塑藝術中心*1で、西班牙のアーティスト、Andres Alcantara*2の「八座橋(Eight Bridges)」を観る。李白にインスパイアされたということで、会場に李白の詩が数首掲げられていたが、作品と李白の繋がりは掴めず。作品は2系列の絵画と彫刻。先ずはキュービズム的に解体・再構成された龍のシリーズ。これらの色の鮮やかさに驚く。そして、セルバンテスのポートレイトのヴァリエーション。
セルバンテスの『ドン・キホーテ』の献辞には、中国皇帝への言及(自分の作品を所望する漢文の手紙を貰った云々)があるという。今『ドン・キホーテ』が手許にないので、昨年『ドン・キホーテ』を読んだらしいGeheimagentさん*3、どうでしょうか。
- 作者: セルバンテス,会田由
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1987/06
- メディア: 文庫
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ところで、「人物画」というジャンルがいま一つわかりにくいのだが、純粋な山水や花鳥から外れるものということか。
*1:Cf. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070613/1181710159
*2:http://www.andresalcantara.com/
*3:http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20071115/p2
*4:Cf. 蔡宸亦「中国古人時尚生活」『外灘画報』2008年2月21日、C11