Universal to sell Chinese rock

Nico-H「環球欲操盤中国揺滾」『音楽時空』381、p.16
Nico-H「要活在希望之中!」『音楽時空』381、pp.54-57


ユニヴァーサル・レコード(環球唱片公司)は中国のロックを本格的に売り出すべく、本社のある北京、事務所のある上海と北京のほか、西安瀋陽成都、長沙に人を派遣して、地元のロック・バンドを調査している。環球唱片公司中国総部藝人制作部の責任者であるCaralinda Booth女士(英国人)によれば、現在ユニヴァーサルでは、既に3〜4のアーティスト或いはバンドと接触しており、今後12か月以内に約8のアーティスト或いはバンドと契約し、2008年中に4枚のアルバムをリリースすることを予定している。また、投資の回収は3〜5年を見込んでいるという。

ところで、上の『音楽時空』のCDレヴューでは、日本のアーティストとして、リア・ディゾンの『Destiny Line』、やなわらばーの『歌ぐすい』、榊原ゆいの『Princess』が採り上げられている。リア・ディゾンについては名前は知っているが、やなわらばー榊原ゆいは知らなかった。やなわらばー石垣島出身のデュオで、既にカリフォルニアでもライヴを行っているのか。「やなわらばー」の中国語訳は「頑童」すなわちやんちゃな子どもということになっているのだけれど、これでいいんでしょうか。さらにこれは、ブルース・スプリングスティーンの新譜などと並んで、スペシャル・リコメンドになっている。