尼寺に

『毎日』の記事;


松本死刑囚:四女が所在不明 江川さん、後見人辞任へ


 オウム真理教松本智津夫麻原彰晃)死刑囚(52)の四女(18)の未成年後見人を務めてきたジャーナリストの江川紹子さんは12日、さいたま家裁に後見人の辞任許可申立書を提出した。江川さんによると、四女は「教祖の後継者」との自覚を捨て切れず、現在は所在不明になっており、後見人の職務を果たせなくなったという。

 四女は「教団との関係を断ち切りたい」と訴え、江川さんを後見人とするよう求め、3月に同家裁が認めた。江川さんは、進路や生活面の助言をしたり、住居や生活費を提供するなどの自立支援をしてきたが、四女が父親をグルとあがめる気持ちや宗教的関心はむしろ深まり、7月末に住居を飛び出したという。

 江川さんは「こういう結果になったことは無念で申し訳ない気持ちだ。カルトの中で、指導者の子供として特別扱いされて育った者がそこから離脱することの難しさを改めて感じる。彼女はせめて裁判所に自分の考えを述べてもらいたい」などとする談話を出した。【森本英彦】

毎日新聞 2007年9月12日 20時27分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070913k0000m040077000c.html

和光大学に入学を拒否されたのは三女であったか*1
オウムの信者(残党)からの働きかけがあったのだろうかという疑問はある。
結論としては、尼寺に入れろということになるかと思う。「四女が父親をグルとあがめる気持ちや宗教的関心はむしろ深まり」云々というならば、オーソドックスな佛教、特に真言密教や正統的なチベット密教と照らし合わせて、「オウム真理教」はどうなのかということを判断させるべきなのではないかと思うのだ。その結果、世俗人として生きていくというのでもいいし、或いはやはり「オウム」として生きると判断したのなら、仕方のないことであろうとは思う。