SUBS再びその他

土曜日、建国中路の4LIVE*1で、SUBSのライヴ*2を観る。暑い日が続くし、暑気払いにはパンクのライヴを観るというのがいちばんとも思ったのだ。私たち夫婦と知人とその新しいボーイフレンド。さらには、現在上海に滞在中の村井さんまで呼び出してしまった。
前座として登場したのは地元の3ピース・バンドの「拡音器」。一直線のハードコア系の音で、ヴォーカルの質はどこか健全というかやんちゃな少年という感じ。頑張っているのだが、いまいち華に欠ける。メイン・アクトのSUBSが登場すると、客のノリの質が変わってくる。会場の前方はPOGOの渦。前回観たとき*3は気がつかなかったのだけれど、抗猫は煽りが巧い。あっという間に1時間弱のステージは過ぎてしまい、気づいたら大量の汗。
それから、村井さんと新天地まで歩く。途中、重慶南路と合肥路の突き当たりの建物がかつてアグネス・スメドレーが住んでいたアパートであることを発見。既に日付が変わっていたが、あまりに暑いためか、歩道に長椅子を出して、外で寝ている人も何人かいた。

また、村井さんから、


 「『良友』畫報と華僑ネットワーク――香港・華僑圏との関連からみた“上海”大衆文化史――」『東洋史研究』66-1、2007、pp.32-60


をいただく。
また、Bergen Rock City Vol.6*4というコンピレーションCDを会場で貰う。
ところで、前座の「拡音器」が終わってSUBSが登場するまでの間、巨大な女の子と男の子が巴里の街を滅茶苦茶に踏みつぶすという感じのモノクロのアニメが上映されていた。題名も何もわからないが、興味深かったので、記しておく。

日曜日は午後自宅で岩井俊二の『LOVE LETTER』を観る。そして、夜は北京西路の伊太利料理店Pastiで知人と食事。パスタはgood、ピザはexcellent。

Love Letter [DVD]

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