極左/右翼

先日、「文書によれば、監視対象となっているのは社民党系、共産党系、民主党系、或いは新左翼系であり、自民党系や公明党系はもとより、治安ということでは重大な意味を持つであろう右翼ややっちゃんとかは監視対象にはなっていない」と書いた*1http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-81.htmlを経由して、警察庁*2のデータ*3を見てみると、平成16年度の公安関係事件(検挙件数と逮捕人員)は、「オウム真理教関係者」が6件/34人、「極左暴力集団活動家」が34件/52人、「右翼」が1700件/2243人である。「右翼」の場合、その中でも「テロ、ゲリラ」だけを取り出すと、27件/96人になる。
なお、http://www.npa.go.jp/seisaku_hyoka/kekka-h13jisseki/5.2.htm に「極左暴力集団」の〈政治的に正しい〉定義あり――「「極左暴力集団」とは、社会主義共産主義革命等を目指して、我が国の民主主義体制を暴力によって転覆することを企てている集団であり、爆弾、迫撃弾、時限式発火装置等を使用して凶悪な「テロ、ゲリラ」事件をはじめ各種違法事案を引き起こすなど、社会に多大の被害を与えている」。