上海人なら外国語を話せ?

 李萌「25%静安人4年後可用外語交流」『東方早報』2007年6月6日


静安区では、「国際静安発展戦略指標体系」の中で、2011年までに同区の住民の少なくとも25%が外国語を使えるようになるという数値目標を提出した。上海社会科学院の瞿世鏡氏によると、「具備国際化大都市的首要標志」は「流利運用外語的人数」が総人口の40%以上であることであり、それに対して現在の上海で英語を「流利」に使えるのは人口の5%未満である。また、「国際化都市」であるためには、外国人人口が5%以上でなければならないが、現在のところ上海の外国人人口は1%未満である。
外国語といえば、上海旅游管理委員会は英語、日本語に続いて、韓国語のウェブサイト*1を開設した*2。このサイトが開設された6月5日は中国と韓国の国交樹立15周年の記念日である。昨年の韓国から上海への旅行者は40万人。
上海に居住する韓国人については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060216/1140074371で言及したことがある。

*1:http://www.shanghaitrip.net/

*2:LU Feiran “City opens Korean tourism Website Shanghai Daily 6 June 2007