家を出るときには雨が降っていたのにも拘わらず、横須賀線が品川の手前で隧道から抜け出すと、燦々たる陽光。とても吃驚。最後に地上を走っていたのは錦糸町の辺りだったが、その時はまだ雨が降っていた筈。後で知ったところでは、この時間、神奈川県とくに川崎では集中豪雨が公共交通のダイヤをずたずたにしていたという。
品川で用事を済まし、午後、品川駅前の本屋で、
藤田正勝『西田幾多郎−−生きることと哲学』岩波新書、2007
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折角、品川まで来たので、原美術館へ。「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語−−夢の楽園」を観る。代表作である『ヴィヴィアン・ガールズ』の一部のほか、初期の大作"The Battle of Calverhine"、それからダーガーの家主で、自らも画家/デザイナーだったネイサン・ラーナーの作品も展示されている。ダーガーは所謂アウトサイダー・アーティストであるが、アウトサイダー・アーティストと所謂職業的アーティストの境界は決定不能であろう。例えば大竹伸朗*1と比べてみるとか。
夕方になると、空には水墨画のような雲が。