保阪尚希「出家」

取り敢えず『デイリースポーツ』の記事をメモ;


保阪尚希が出家…衝撃告白も

3月23日10時59分配信 デイリースポーツ

 俳優・保阪尚希(39)が22日、都内で会見し、仏門に入ることを明らかにした。4月12日に熊本にある寺院で得度し、悩める人々の相談相手になるという。その理由には、7歳の時に「両親が自殺をしていた」と壮絶な過去を告白し、両親がいないことでいじめを受けたが、それでも前を向いて歩んでこられたことに感謝し「何か子供たちに恩返しをしたい」と決意。芸能活動は今後も続けていくという。
 「表向きは交通事故ということになってますが、実は自殺だったんです」。保阪の口から衝撃の事実が語られた。両親が亡くなったのは7歳になったばかりの時。亡くなる数時間前まで一緒にいたが、祖母と寝床に入ると、目覚めた時には多数の警察官が家に駆け付けていた。自殺原因は、保阪自身もいまだに知らされないままだという。
 今でも月命日には墓参りし、年に1度は富士山山頂で祈りをささげる。「不思議と両親を恨みに思ったことはない」といい、小学校のころはいじめに遭い、クリスマス会などにも一切参加しなかったという。
 芸能界に入り、両親が亡くなった26、27歳を超えると、「突っ張って生きてきたつもりでも、いろんな人に助けられてきた。1人で生きてきたんじゃない。周りの人のためになにかできるんじゃないか」と仏門を志すようになったという。
 約1年ほど前には、「この人なら」と思える女性の僧侶に出会い、出家の準備を進めてきた。4月12日に熊本の真言宗の寺で得度(僧侶になるための儀式)を行う予定になっている。
 自身の体験と重ね合わせて、小学生が遺書を残して自殺するような事態に心を痛めている保阪は、「仏門に入って、修行しながら子供たちの相談に乗ってあげられたら」と希望。芸能活動は今後も続けていく予定になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000024-dal-ent

保坂尚輝」から改名したことも知らなかった(本名に戻したのか)。他人の実存的決断にとやかくいうことはないだろう。ただ、「出家」と括弧で括ったわけは、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070205/1170693748とかhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070323/1174644802で書いたことと関係あり。
ところで、中国では女優の陳暁旭が春節明けに突然剃髪・出家したことが話題になっている。彼女は女優業の傍ら北京で夫と広告会社を経営していたが、夫も妻の後を追って近々出家するという*1