「拍書族」@長春

コンビニとか本屋で立ち読みしつつケータイのカメラで頁を写し取る輩が〈ディジタル万引き〉として問題になり始めたのは何年前のことだったか。
寧秀英、喬雪「長春書店悄現“拍書族”」(『新民晩報』2007年3月22日)という記事では、吉林省長春の大手書店で、ディジタル・カメラの普及とともにデジカメで本の頁を写し取る人間が増え続けており、防止する手だても思いつかないという。なお、「対此、有法律界人士表示、只要不将拍摂内容用商業用途、読者在書店内拍摂図書並不触犯法律」ということらしいのだが、日本での法解釈はどうだったか。
上海の大手書店は殆ど図書館状態で、みんな床に腰を下ろして読書していて足の踏み場もないほどだが、本を撮影している場面に出会したことはない。
その下にあった梁娟「野外大熊猫打闘争偶」という記事は、「陝西省長青国家級自然保護区」で、パンダが雌を争っているのが目撃され、そのパンダは樹木の上に上って交尾したという。野生のパンダの交尾が目撃されること自体が珍しく、また普通はパンダは竹林で交尾するものだという。同保護区では1km2に平均0.25匹のパンダが生息しているという。