杭州で梅見られず

日曜日は杭州に梅を見に行った。杭州までは上海南駅から日本の新幹線技術を導入した新型列車。杭州で目指すは「杭州西渓国家湿地公園」*1。しかしながら、梅の花はまだ咲いていないのか、それとももう終わってしまったのか、殆ど見ることができず、冷たい雨の中をひたすらだだっ広い公園内を散策する(というよりは彷徨う)破目となった。ただ、コンビニで買った缶麦酒を野外で2人で呑んで、おにぎりを食べるというのは久しぶりだったので、楽しかったけど。午後は西湖の西側の奧にある「矛家埠」というところで食事。タクシーの運転手に何処か美味しくて安いところはないかと訊いたら、(多分リベートを貰っているのか)そこに連れていかれた。「農家菜」を掲げている店なので、取り立てて変わったものがあるわけではないが、筍の炒め物(紅焼という奴ね)はとても美味しかった。それから、自家製の米酒があるというので、注文したが、とにかく酸っぱい。昔知人が密造したというどぶろくを呑んだときのことを思い出してしまった。美味しいどぶろくはほんのりとした甘酸っぱさがあるけれど、素人がつくったどぶろく(?)はひたすら酸っぱい。
「矛家埠」もそうだが、この辺りには「埠」がつく集落が幾つかある。地図を見ると、ほかに「唐家埠」、「王家埠」、「馬家埠」。