「脳死」」、その盛衰

取り敢えずマークしておく;


 http://d.hatena.ne.jp/demian/20061119/p1


脳死」概念の盛衰についての簡潔なレジュメ。これ自身、勉強になる。また、小松美彦氏の言説を要約した


教育基本法の改定との連動性:臓器移植法改定案のA案とB案のいずれも「脳死や死の教育を普及しなくてはいけない」と力説している。
脳死状態で社会に迷惑をかけるのなら、自分から臓器を提供しよう」「社会のため、国家のために臓器を提供する子はよい子」といったイメージ教育が行われる懸念。
国家のために奉仕する子どもたちを作る一環として、社会・国家のために臓器を提供する子どもが位置づけられていくことに。
既に、誘導的な尊厳死安楽死教育は小中高で広がっており、授業パターンがほぼ決まっている。
植物状態や様々な闘病生活で厳しい状態にある人の映像を見せたり文章を読ませた後で、例えば「尊厳死安楽死という方法があります、その上であなたはどう考えますか」と教師が問いかける。→尊厳死安楽死を選択すべき、という発想が生徒に涌出するように導いている。
「ですから教育基本法の改定に異議を唱えている方は、臓器移植を初めとした医療問題の先端で起こっていることにも視野や射程を広げていただきたいのです。」
という部分はここに引用しておこう。http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061015/1160931891と関係するか。