Terra-cotta warriors

暫く前にある独逸人が西安兵馬俑に化けて警察に捕まったという事件があった*1


JI Shaoting “Terra-cotta warriors inspire production of female replicas” Shanghai Daily 17 October 2006


既に半月くらい前のニュースだが、ノルウェーのアーティストMarian Heyrdahlが70体の兵馬俑のレプリカを制作中である。それも”female form”で。曰く、”Everyone of them has a personality and each is telling a story. I made them to express my love for peace, as women suffer the most in war.” Marian Heyrdahlさんが兵馬俑と出会ったのは、5年以上前に西安に旅行して、観光土産として売られていた兵馬俑の等身大のレプリカを買ったときである。兵馬俑の装束が”looks like a woman’s skirt”と思ったという。
なお、Marian Heyrdahlさんは、あの「コンティキ号」で有名な考古学者/探検家のThor Heyrdahl*2の娘さんである。
また、Cityweekend October 26 2006、p.7のベタ記事によれば、このレプリカは2007年2月に北京のギャラリー”Space 798”で展示される。

ところで、このニュースと同じ日のShanghai Dailyに載っていたXinhua “Heritage listing for writing tools”という記事によれば、所謂「文房四宝(Four Treasure of the Study)」、すなわち筆(brush)、墨(ink stick)、紙、硯(inkstone)をUESCOの世界無形文化遺産*3に申請しようという動きがある。紙と墨で知られる安徽省宣城市、筆で知られる浙江省湖州市、硯で知られる広東省肇慶市と安徽省歙県が共同で申請するという。