日本の精進料理も食べてみたいなという話(関係ないけれど)

『朝日』の記事なり;


曹洞宗・宗務庁ビルの仮差し押さえ命令 山口地裁
2006年10月10日21時13分

 山口県防府市で学校法人・多々良学園が経営していた多々良学園高校への融資の一部が回収不能になったとして、防府信用金庫防府市)と山口信用金庫山口市)が法人の当時の理事と理事が所属する曹洞宗に約11億円の損害賠償を求めた訴訟で、山口地裁が曹洞宗の宗務庁ビル(東京都港区芝2丁目)の仮差し押さえ命令を出したことが10日、分かった。

 ビルは地上15階、地下2階建てで、土地と建物を合わせた資産評価額は約25億円という。両信金が仮差し押さえをそれぞれ請求し、今月3日と5日に決定が出た。同宗務庁は「事実関係が確認できておらず、コメントできない」としている。

 訴状によると、03〜04年、防府信金は10億円、山口信金は7億円をそれぞれ多々良学園に融資した。両信金は「曹洞宗が連帯保証すると説明された」と主張。曹洞宗は「連帯保証した事実はない」として全面的に争う姿勢を示している。

 同学園は05年10月、東京地裁民事再生法の適用を申請。債権の大幅カットを含む再生計画が認可され、防府信金は約5億円、山口信金は約6億円が回収不能になった。
http://www.asahi.com/national/update/1010/SEB200610100008.html

法律の問題としては、口約束の法的有効性を巡ってということでしょうか。「連帯保証」が文書として残っていれば、このような争いが生起する余地はそもそもないわけだし。
ところで、曹洞宗のビルにある精進料理の店は美味しいということを前々から聞いているが、まだ食べたことはない。その存在を初めて知ったのは、どういうわけか浄土宗の新聞のリコメンドによってである。