稲田朋美について(訂正or追加?)、その他

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060930/1159643737で、「当の稲田はその後麻生太郎の推薦人になったらしく、新政権でも要職に就いているということは聞いていない」と書いたのだが、http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20061001/1159728868で、


そして稲田は、教育基本法に関する特別委員会委員に引き続き残ることになりました。確かに稲田は、委員全体のたったひとりであるかもしれなません。しかし、彼女によって人々が代表されていることとされて教基法の「改正」議論が行われようとしているのは事実です。これへ、激しく抗議したい。暴力への配慮の鈍い人が教育を、議員としての立場で語る・議論する。これがもしギャクでも、笑えない。
とある。また、http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061002/p2も参照されたい。
また、Wallersteinさんは「一人の老右翼が放火したことよりも、それを政治家、それも加藤氏の同僚がネタにして大爆笑という心性にこそ「異常な事態」の萌芽があるように思われる」と述べている*1
ところで、「徴農」であるが、本家中国の話。陳凱歌が撮った雅虎中国のコマーシャル・フィルム『阿虎』を観た。陳凱歌が雲南省下放していた時のエピソードをベースにしたもので、下放から都会に帰る少女と犬との悲しい交流の話*2。はたしてラブラドール・リトリヴァーが文革時代の雲南省にいたのかという突っ込みはともかくとして、短いながら美しいフィルムだった。「徴農」のその先には20年後の日本文学、日本映画が見えるか見えないか。

*1:http://d.hatena.ne.jp/Wallerstein/20061001/1159720774

*2:「阿虎」とはその犬の名前であるが、犬なのに「虎」なのは、ahu→Yahoo=雅虎であるから。