「外国の学者」

『朝日』の記事;


姜尚中氏の福岡応援に石原知事反発 「怪しげな外国人」
2006年08月30日23時44分

 五輪の国内立候補都市を巡り、石原慎太郎東京都知事が、福岡市の応援演説をした姜尚中・東大教授に激しく反発、「怪しげな外国人」などとかみついた。

 姜教授は演説で「金持ちの、金持ちによる、金持ちのためのオリンピックで、世界に勝てますか」と東京を批判。すると、続く東京側のプレゼンテーションで石原知事が「さっき、どこか外国の学者さんが東京は理念がないとおっしゃっていた。何のゆえんだかわかりませんが」と発言。その後の祝賀パーティーのあいさつでも「怪しげな外国人が出てきてね。生意気だ、あいつは」などと述べた。

 姜教授は在日韓国人2世で、熊本で生まれ育った。
http://www.asahi.com/politics/update/0830/009.html

姜尚中氏の発言が全体的にどんなものだったのかわからないのだけれど、「外国の学者さん」についていえば、このグローバル化のご時世で、「外国の学者さん」がいない大学というのは〈一流ではない大学〉ということになると思うのだけれど、今後クビダイというのはそういう大学を目指すということでしょうか。
オリンピック問題については、http://d.hatena.ne.jp/sean97/20060831/p2とかも。元小説家の知事は、責任を取って、2009年までは知事をやる意向のようですが;

石原都知事が3選出馬表明
2006年08月30日21時27分

 東京都の石原慎太郎知事(73)は30日、来春の都知事選に3選を目指して立候補する考えを明らかにした。2016年夏季五輪の国内候補地が東京都に決定した直後の記者会見で、立候補の意思を聞かれ、「(招致の)言い出しっぺだからね。責任があるでしょう。そのつもりでいますよ」などと話した。石原知事はこれまで立候補に向けて意欲は示していたものの、明言は避けていた。

 石原氏は来年4月22日に2期目の任期満了を迎える。一方、16年五輪の開催地は09年秋に決まる。

 石原知事は30日の会見で、09年のIOC総会まで招致活動の先頭に立つ考えを示した。

 石原氏は国会議員を経て99年に都知事に初当選。2期目の03年の選挙では、308万票の大量得票で再選を果たした。ディーゼル車の排ガス規制や新銀行設立など、独自の政策を展開してきた。3選出馬にあたっての公約は、都内の三つの環状道路の整備促進や羽田空港の国際化推進など、五輪招致のための関連施策が軸になるとみられる。
http://www.asahi.com/politics/update/0830/007.html

因みに、「青島」麦酒は未だにTsingtaoのままです。Qingdaoではなくて。