キレる仕方

ここ数日間、何故か活力なるものが落ち込んでしまっているように思われる。今朝辺りから少しは恢復してきたか。
今日の早朝(深夜)だけれど、どうもウェブ・メイルの調子がおかしかった。何度も何度もログ・インしても、すぐにログ・アウトしてしまう。それが繰り返されると、今度はアクセスできなくなる。どうなっているのだろうということで、so-netのホーム・ページにアクセスしようとしてもアクセスできない。ウェブ・メイルをチェックしても、今度はスパムを削除するという作業が待っているとはわかっていつつも、こういう状態というのは、私を末梢神経のレヴェルで苛つかせる。苛つきの持続というのは精神衛生にいいことはない。キレてすっきりするのがいちばんというのは、システム論的事実であろう。結局、キレることもなく、ああ時間を無駄にしたなと思いながら、寝てしまったが。
さて、キレる仕方なのだが、宇多田ヒカル*1が「ぽんぽんっ!(お腹をグーでたたきながら)」というのを紹介している。「じたばたしている小動物を意識して」ということだ。これは、ジェンダー上男性である人が行っても効果があるのだろうか。
中国でキレた人といえば、竇唯*2であるが、27日の新聞(駱俊澎「竇唯昨日凌晨取保候審」『東方早報』)によると、26日に身内の者が保釈金8000元を支払ったという。また、弁護士の話によれば、「無罪」判決の可能性もありとのこと。竇唯の妹である竇穎と「不一定」のトランペッターである文智涌の談話を載せる。
キレたからといって自動車を燃やすというのには、かなりの度胸が必要だが、キレること自体は悪いことではない。それによって引き起こされるたかが社会的迷惑や混乱とあなたの精神衛生とどちらが重要なのかは自明なことであろう。多分要請されるのは、キレることのエンターテイメント性なのであって、平素から何時キレてもいいように藝を磨いておくことが肝要か。
〈竇唯事件〉については、『三聯生活週刊』(5月29日号)が早速「竇唯是非」という特集を組んでいる;


 王小峰「世俗的竇唯與藝術的竇唯」(pp.26-28)
 王小峰「竇唯:生活的圧力和生命的尊厳」(pp.29-34)
 馬戒戒「八卦竇唯的可能性」(pp.35-38)
 凌霜華「揺滾圏20年之怪現状」(pp.40-43)


最後のテクストは中国ロックの20年を総括したもの。
それから、王菲*3ですけど、遂に生まれたようです。27日午前10時すぎ、体重8斤(4000g)の女の子を出産*4