管見の限り、誰も突っ込んでいないようなので、揚げ足取り的に突っ込む。
宮台真司氏*1曰く、「■マルセル・モースやラフカディオ・ハーンが驚嘆した「性愛天国の古き良き日本」を見出してもいいが、重要なのは、婚外性交渉への禁圧が存在しない伝統では「皆が知る建前」と「皆が知る本音」とがあたかも虚実の二重性の如く生きられていた事実だ」と。
デュルケームの甥っ子である仏蘭西の社会学者は明治の日本にやってきて、大森貝塚を発掘したことになる。
大森貝塚を発掘したのは、米国人でEdward Sylverster Morse*2。他方のMarcel Maussについては、取り敢えずhttp://www.anthrobase.com/Dic/eng/pers/mauss_marcel.htmの方を。
ところで、Morseの方はセイラムの出身。ということは、彼の人格には、アメリカ文化の根柢にあるダークな部分の影が当然指していることになる。