そのときには

愛国心教育」を巡って、opebloさん*1曰く、


僕が嫌なのは、そこから先の話で、愛国心教育を導入しても結局は何も変わらなかった時に、今まで「愛国心教育は日本を救う」と言っていた人達が、「実は愛国心教育と、青少年の問題は関係がなかったのではないか」と再考したりは全くせず、「問題が解決しないのは、愛国心教育が徹底されていないからだ。更なる愛国心教育を!」と噴き上がるのが、目に見える様だからだ。


その結果、「問題が解決しない→愛国心教育の強化→それでも問題が解決しない→更なる愛国心教育の強化」といった、愛国心教育スパイラル状態になってしまうのではないかと思わず妄想してしまうけど、本当になってしまいそうで少し心配。今回の教育基本法『改正』案が、そのスパイラルの入り口だったりしたら凄く嫌だな。

スターリンによる粛清がほんとうに熾烈を極めたのは、トロツキーブハーリンもいなくなって、つまりスターリンに反対する者がいなくなって以降だったということは思い起こすに値すると思う。「愛国心教育を導入しても結局は何も変わらなかった時」、そのときは、〈隠れサヨ〉とか〈隠れフェミ〉がつくり出され、摘発されるのでしょうか。