銀座旭屋

かもめ食堂』を観る前に、数寄屋橋にある「銀座旭屋」へ行った。銀座旭屋は東京でも好きな書店であった。ここも売場のレイアウトが変更されている。この変更によって、この書店の魅力は40%くらいに減ってしまったといっていい。変更によってもたらされたもの、それはたんに身体化された方向感覚が狂ったということだけではない。銀座旭屋の魅力というのは何よりもその〈風通しのよさ〉であった*1。変更によってなくなってしまったのは、その〈風通しのよさ〉 なのだ。

*1:これは比喩ではない。