FTM/MTF

FTMの「吉田松蔭」 高場乱」
http://www.geocities.jp/stshi3edgid/hs_osamu.htm


村井さんに教えてもらった。
「高場乱」は福岡の人。「乱」は「おさむ」と訓む。医者にして教育者であり、頭山満をはじめ、「玄洋社」の人々に影響を与えた。このテクストは、幕末明治期のFTMとして、高場乱のほかに、漢詩人の原采蘋、岡倉天心の少年時代の師匠である奥原晴湖を挙げる。

次は現代中国の話。


 呉昊「変性女子網上徴婚 過半網民“難以理解”」『東方早報』2006年3月15日


杭州の「藝人」である「黄寧倩」さんは「紅娘網」という「交友網站」*1に〈将来の夫〉募集のメッセージを出した。黄寧倩さんは1979年に安徽省天長市に男性「黄恩嶺」として生まれた。小学生の時から自らの〈女性性〉を自覚し始め、特に最初の結婚に失敗した後、「変性之心日益強烈」になっていったという。そして、2004年12月31日に「南京市鼓楼医院」にて7時間に及ぶ手術の末、女性となり、「黄寧倩」と改名したという。
しかし、彼女のような人に対する「世俗眼光」は冷たい。「浙江都市網」が「網民怎様看待変性人徴婚」について調査したところ、回答者892人のうち、52.8%が「難以理解、有違常理」を選択し、8.4%が「説不清楚、感覚有点怪」を選び、「是正常的行為、可以理解」としたのは38.8%だけだったという。また、地元のサイトでは罵詈雑言で盛り上がっているという。
それでも、40%近くの人がポジティヴに反応しているというのは興味深い。

*1:日本でいうところの〈出会い系〉?