新茶

日本で「新茶」の季節というと、「夏も近づく八十八夜」というイメージがあるが、中国における「新茶」の季節はそれよりも早いということに、


 薛慧卿、張蒙蒙「新茶初上市 好茶須待時」『新民晩報』2006年3月6日


という記事を読んで、気づく。中国各地の新茶が上海に出回るのは3月末だという。また、記事のタイトルに「待たなければならない」とあるように、今年は平年よりも遅い。
ところで、遺憾なのは、上海の水の悪さであろう。その不味さは、珈琲ならば何とか誤魔化せるが、お茶だと隠しようがない。ということで、〈お茶の国〉にいながら、家では殆どお茶を飲まない。紅茶を飲むときには、ミルクをたっぷりと混ぜ、水の不味さを誤魔化すという次第。