饅頭殺人事件@寧波

承前*1


 呉昊、潘慧敏「寧波商家播“饅頭血案”聚人気」『東方早報』2006年2月21日


『一個饅頭引發的血案』騒動が寧波に飛び火。寧波の某「眼鏡超市」が客寄せのために『一個饅頭引發的血案』を上映。この上映について、作者の胡弋氏には何も知らされていなかった。胡弋氏の代理人である郭宇航弁護士によると、陳凱歌側との係争の決着がついていないこともあって、今のところ、その「眼鏡超市」と著作権侵害を巡って争う意向はないという。なお、この記事には、浙江省の弁護士である呉報建氏のコメントが引用されているが、呉氏によると、この「眼鏡超市」の行為は陳凱歌の『無極』の著作権侵害に当たる。それは「商業贏利宣伝目的」故である。それに対して、胡弋氏の行為は「個人娯楽目的」であり、ウェブへのアップロードも対価を求めるものではないので、「商業目的」には当たらず、「著作権」の「侵犯」は構成しないという。
21日付の新聞を今頃になって取り上げるのは、今週仕事が忙しかったからにほかならず。