残飯


上海市環保部門と食品行業協会が、上海であふれるレストランの食べ残しに対して、本腰で対策を練ることになった。
 2005年1年間で、中国全土の飲食業の売り上げは7486億人民元で、GDPの7%を占める。2006年は1兆人民元を突破するとも言われているが、一方でこの食べ残しの問題が極めて深刻だ。
 特に食べ残しが多いのが、企業などによる接待。個室などで接待される接待料理のほとんどは、手がつけられずにそのままゴミ箱へ行くことも。伝統的にたくさん注文することが接待の美徳とされている風土もあり、この対策は一筋縄ではいかない。
 上海で1日に発生する食べ残しは最低でも500トンと見られており、たとえば静安区でも少なくとも毎日10トンが食べ残しとして発生している。
 食べ残しの元凶は、家族での食事よりも年齢層の若い世代に多いといい、残っても恥ずかしくて持って帰れないという人が多いようだ。
http://www.explore.ne.jp/news/article.php3?n=2278&r=sh
で、「対策」とは具体的に何?
 日本でも、宴会料理というのはそういうものでしょうけれども。