春節日記――成都

  Xinhua “40-year diary speaks historyShanghai Daaily 6 February 2006


 四川省成都に住むFENG Sheng氏(59歳)は、1962年から「40年以上に亙って、春節に日記を書き続けている」という*1文化大革命開始1年後の1967年には「元宵節(lantern festival)」*2は中止される。何故なら、”lanterns and other traditional folk traditions and arts were deemed feudal and harmful to a modern society.”だから。1968年1月30日の日記には、”It is Spring Festival today, and it is rather cold.”としか記されていないという。成都で元宵節が復活したのは1975年である。
 因みに、FENG氏の息子は2001年に留学のため日本に渡り、今年再会したという。

 ところで、山之内淳氏の「爆竹の謎」*3は、爆竹の歴史についての簡潔なまとめであるので、参照されたい。その中で曰く、「春節期間中に中国全土で使用される爆竹の火薬の量は、太平洋戦争末期にアメリカが広島に落とした原爆の2.5倍の威力を持つと言われている」。

*1:春節」のときだけなのかどうかは不明。

*2:「元宵節」については、山之内淳「春節の行事」http://www.explore.ne.jp/feature/chunjie3.htmlを取り敢えず参照されたい。

*3:http://www.explore.ne.jp/feature/chunjie2.html