Public Disorder Insidents in China


  Xinhua
“China’s public disorder incidents rise nearly 7%”
Shanghai Daily 20 January 2006 


 中国公安部スポークスマンの武和平氏によると、2005年に中国の警察部門は”87,000 cases involving public disturbances”を処理(handle)したという。2004年に比べて6.6%増。但し、”public disturbances”が具体的に何なのかは記事からはわからない。また、中国の「法執行当局」は210万件の犯罪事案を解決したが、これは前年度比+4.6%。全国の警察当局が「記録した」犯罪事案は464万8000件で、前年度よりも1.5%の減少*1。犯罪事案のうち目立って伸びているのが、「自動車盗難」で、2005年には前年度比+2.9%の683,000件が報告されている。また、武氏によれば、”Marital problems became one of the major causes of murder.”であるという。
 また、新華社「去年839万人登記失業」(『東方早報』2006年1月20日)が伝える労働和社会保障部のスポークスマン胡暁義氏の発表によると、2005年の「城鎮登記失業率」は4.2%、839万人が新たに失業者として登記し、970万人が再就職した*2

*1:殷玉生「全国刑案3年来首次回落」(『東方早報』2006年1月20日)によると、2002年以来初めての減少であるという。また、犯罪事案の約8割は、「侵犯人民群衆財産的犯罪案件」である。

*2:「城鎮」ということは農村は含まれていないということだろう。