羊頭猫肉?

  林静、孫翔
  「DNA報告掲秘焼〓*1攤“挂羊頭売猫肉”」
  『東方早報』2006年1月5日

 
 ヴォランティア団体「上海小動物保護協会」によれば、最近野良猫(流浪猫)の失踪が相継いでおり、同協会が追跡調査したところ、「抓猫人」によって捕獲され、「殺猫人」に売り渡されていたという。「殺猫人」は殺した猫を皮と肉に分離するわけだが、その猫肉が、街頭の屋台で羊肉として売られていたというのだ。シシカバブのつもりが実は猫の串焼きだったということ。浦東の某屋台から串焼きの肉片を採取してDNA鑑定にかけたところ、羊ではなくて猫のものと一致したという。猫の肉は、それを羊の脂肪に浸すことによって、羊肉に化けるのだという。猫の皮の方は、手袋などとして売られているらしい。
 犬泥棒の話もありましたが*2
 ある世代の日本人には、黄色いアーチのあの店の話を喚起されるに違いない。