初詣

 昨夜、Mixiの書き込みで、花野さんによれば、「今ユーミンが上海から歌ってます」とのことだったのだが、


「楽しんでます」初出場のユーミン、上海から和服姿で登場

 第56回NHK紅白歌合戦(12月31日、東京・渋谷NHKホール)中国・上海から中継で参加した松任谷由実with Friends Of Love The Earth。紅白初出場の歌姫に、裏番組のフジ「PRIDE」は小川直也Vs吉田秀彦、TBS「K−1」が曙Vsボビー・オロゴンとそれぞれのナンバー1の好カードをぶつけてきた。そんな他局の攻勢を知らぬユーミンは、和服姿で「霧が出てすてきです。楽しんでます」と笑顔。「Smile again」を歌いきった。
サンケイスポーツ) - 1月1日8時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060101-00000034-sanspo-ent

のことだったのね。
 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20051231では、「これから、ちょっと寝て、バスで龍華寺へ初詣に行く予定」と書いたのだけれど、「ちょっと」ではない時間寝て、初詣に行ってきましたよ。龍華寺まではバスで10分強。
 上海の街は、正月だからといって、別に注連飾りや門松が出現するわけではなく、基本的にまだクリスマスの飾りが残っているわけで、少なくとも表面的には普通の土曜日と変わりがない。
 龍華寺だが、勿論日本の正月の寺社には到底及ばないものの、参道には屋台が並んだり、移動遊園地が出現したりはしている。勿論、参詣者も普段より格段に多く*1、仏様を拝むのに行列ができるほど。それから、明らかに観光客ではない、つまり上海在住の日本人も多い。初詣という習俗は海外においても途絶えることはないということだろうか*2。仏像の印象をいうと、中国の寺は(基本的には禅宗の筈なのに)〈バロック〉で、日本の寺は一般的に〈ロマネスク〉といえるかも知れない。
 一通り、神仏を拝んだ後は、1杯10元の五目そばを食べる。勿論、精進料理(素食)。お土産は、「素鴨」と「八宝鴨」(湯葉でつくった家鴨擬き)。
 それから、徐家匯に戻って、カトリック(天主教)に義理立てしたわけではないが、徐家匯天主教堂に行くも、1月7日までは信者以外の一般公開はしないとのことで、入れず。
 

*1:何故こういうことがいえるのかといえば、私は10月に一度参詣しているからだ。

*2:取り敢えず、中国という同じ大乗仏教圏にいるので、お寺に初詣に行くということができるのだが、例えばヨーロッパや中東のような基督教圏、イスラーム圏にいる人はどうなのだろうか。