2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本たち

昨日買った本たち。酒井泰斗、浦野茂、前田泰樹、中村和生編『概念分析の社会学 社会的経験と人間の科学』ナカニシヤ出版、2009概念分析の社会学 ─ 社会的経験と人間の科学作者: 酒井泰斗,浦野茂,前田泰樹,中村和生出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2…

上海では

「個人的に心配なのは、上海に帰る時に、日本発の飛行機の検疫はかなり強化されているんだろうなということ」と書いたが*1、上海の日本領事館によれば、 日本において新型インフルエンザ感染事例が増加していることに伴い、日本から当地着の飛行機については…

『人間の測りまちがい』など

某大学の図書館へ行って、以下のテクストをコピー; 田辺繁治「コミュニティを想像する−−人類学的省察−−」『文化人類学』73-3、pp.289-308、2008年12月 楊海英「ジェノサイドへの序曲−−内モンゴルと中国文化大革命−−」『文化人類学』73-3、pp.419-453、2008…

よしもとばなな on 清志郎

承前*1よしもとばなな「思ったことをすぐ実行する力、うそをつかない生き方、ほんとうにありがとう忌野清志郎」『毎日新聞』2009年5月19日 その最後の部分を抜書き; (前略)こんなインチキな時代にインチキな大人たちを見て育ってきた私たちが、どんなに…

滝平二郎

『読売』の記事; 切り絵作家の滝平二郎氏死去…「ベロ出しチョンマ」で脚光5月19日10時35分配信 読売新聞 絵本の挿絵などで活躍した切り絵作家で版画家の滝平二郎(たきだいら・じろう)さんが16日午前7時22分、がんで死去した。88歳。 後日、お別れ…

ヒスパニック問題としてのインフルエンザ(メモ)

http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2009/05/post-d269.html (メヒコからの)「不法移民の多いカリフォルニア、テキサス、ニューヨークの各州で新型インフルエンザも突出して発生している」。「米国では、不法移民の流れと一致する形で新型インフ…

カスタマイゼーション?

過渡期の世界―近代社会成立の諸相作者: 鈴木信雄,池田宏樹,川名登出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 1997/01/01メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る鈴木信雄、川名登、池田宏樹編『過渡期の世界 近代社会成立の諸…

「レトリック的転回」(メモ)

本嶋学「A. Schutz現象学的科学論のレトリック的転回−−人間科学のレトリシャンとしてのA. Schutz」『現代社会理論研究』10、pp.109-120 少し抜書き; 人間科学のレトリック的転回とは、言語論的転回、解釈学的転回に次いで、1970年代頃から静かに盛り上がり…

代官山→恵比寿→目黒

月曜日、妻の散歩につきあって、代官山から中目黒、それから駒沢通りを遡って恵比寿、さらに恵比寿の渋谷川沿いをてくてく歩いて、豊沢それから長者丸を経て、目黒まで歩く。歩いているうちに、地名の表示が広尾になったり、また恵比寿に戻ったり、白金にな…

「生涯学習」(メモ)

苦悩する先進国の生涯学習作者: 黒沢惟昭,佐久間孝正出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 1996/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る実家に置いてある黒沢惟昭、佐久間孝正編『苦悩する先進国の生涯学習』(社会評論社、1996…

竹村さんも書いていたが、私も近所のスーパーで、千葉で水揚げされた鰹のさくを買った。今年の初鰹なり。脂が乗っていて、とろけるようで美味しい。この時期の鰹を土佐造りにするのは勿体なく、やはり刺身でいただくべきであろうと思った。

船曳建夫 on ルソー

船曳建夫「この人・この3冊 ルソー」『毎日新聞』2009年5月17日 少し抜書き; 「未来の理想に燃えながら足元に暗黒を渦巻かせ、遠くの弱きものを助けようとして身近な者に過酷さを強いるといった、ここ200年余りの人類の過ちは、ルソーという人間の体質…

リョクではなく

日本に来て、「地デジカ」*1のCMを初めて視る。さて、最初この文字列を見たとき、チデジリョクまたはチデジヂカラと読んでしまった。最近〈人間力〉とかなんちゃらリョクというのが流行りだから、その親戚だと思ったのだ。 *1:http://chidejika.jp/

散歩に出かけて

妻と近所の商店街を散歩。 ブックオフに寄って、 布施晶子『結婚と家族』(岩波市民大学 人間の歴史を考える5)岩波書店、1993結婚と家族 (岩波市民大学 人間の歴史を考える)作者: 布施晶子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1993/02メディア: 単行本 クリ…

Goffman on Body(メモ)

承前*1コロキウム〈第2号〉―現代社会学理論・新地平作者: 東京社会学インスティチュート出版社/メーカー: 東京社会学インスティチュート発売日: 2006/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 57回この商品を含むブログ (21件) を見る速水奈名子「身体社会学…

『ビジネス倫理の論じ方』をいただく

ビジネス倫理の論じ方作者: 佐藤方宣出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2009/04/30メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (31件) を見る自宅に着くと、佐藤方宣編『ビジネス倫理の論じ方』を編者から(自筆のメッセージ付きで)恵贈い…

羽田へ

午前2時過ぎまで仕事をして、それから荷造りを始めたので、実は殆ど寝ていなかったが、朝の6時過ぎに自宅からタクシーで虹橋へ。8時45分発の中国東方航空で羽田へ。日本人乗客の中にはマスクで完全武装している人も一部いて、びっくりする。羽田に着陸す…

雲を掴む話

承前*1「我らケムトレイル捜索隊!」http://mixi.jp/view_community.pl?id=640378 「ケムトレイル」のファンと地震雲のファンとの関係や如何に?タイトルですが、クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター 雲をつかむような話』とは関係ありません。…

The Lure of China

The Lure of China: Writers from Marco Polo to J. G. Ballard作者: Frances Wood出版社/メーカー: Long River Pr発売日: 2009/09メディア: ペーパーバック クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見るFrances Wood The Lure of China: Writers from M…

新文革派?

http://blog.sina.com.cn/s/blog_473d53360100ckvj.html 李銀河老師*1が自らのblogに、江迅「“烏有之郷”要四人幇平反被査」という『亜州週刊』の記事を転載している。北京を拠点にして、毛沢東を「迷信」的に崇拝し、四人組の名誉回復などを唱えているグルー…

「愛は旅」

SU Lichang(蘇立昌) Semantic Theory and Figurative Language: Cognitive Explanations*1 レイコフ&ジョンソン以降の隠喩研究の認知論的展開; Ever since the publication of the book Metaphors We Live By by George Lakoff and Mark Johnson in 1980…

五四(メモ)

今年は五四運動90周年だが、五四運動関係のテクストについて少しメモ。 『書城』2009年5月号; 銭理群「漫説“魯迅五四”」(pp.5-9) 陸建徳「校長之憂――兼聴“五四”雑音」(pp.10-19) 羅崗「一九一六:“民国”危機與五四新文化的展開」(pp.20-28) 余斌「初…

Williams, Bendelow and Crossley on Goffman(メモ)

承前*1コロキウム〈第2号〉―現代社会学理論・新地平作者: 東京社会学インスティチュート出版社/メーカー: 東京社会学インスティチュート発売日: 2006/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 57回この商品を含むブログ (21件) を見る速水奈名子「身体社会学…

四両撥千斤

http://baike.baidu.com/view/247266.htm 4両でもって1000斤を動かす(1両=50g、1斤=500g)。そもそもは太極拳の用語であるらしいが、日本語に訳すとしたら、柔よく剛を制す? こちらも出典は『老子』だけど。

生物と食物とか

承前*1http://d.hatena.ne.jp/alice-2008/20090513/1242220596 やはりpig fluでもhog fluでもなくswine fluなのは、いわれるとおり、あくまでも「集合名詞」としての豚が問題だからなのでしょうね。或いは、pigやhogでは俗っぽすぎる? それから、生物として…

Swine

承前*1今回のインフルエンザ騒動で、swine(豚)という単語を知ったという人は少なくないか。或いは、知らなかったのは俺だけ? 『産経』の記事; 【新型インフル】当初、なぜ「豚」の名称を使ったのか 2009.4.29 20:09 新型インフルエンザの呼称をめぐり、…

『生活在香巴拉』など

昨日買った本。 先ず、陳波『生活在香巴拉 対西蔵五十年間一個文明化村落的実地研究*1』社会科学文献出版社、2009; 序言(馬戎) 前言 導論 第一章 巴村概況 第二章 家戸建築與祭祀空間 第三章 巴村人的公共祭祀和朝聖空間 第四章 巴村人的暦書 第五章 儀式…

Shilling on Goffman(メモ)

コロキウム〈第2号〉―現代社会学理論・新地平作者: 東京社会学インスティチュート出版社/メーカー: 東京社会学インスティチュート発売日: 2006/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 57回この商品を含むブログ (21件) を見る速水奈名子「身体社会学とゴッ…

劉索拉の言葉

承前*1 石剣峰「劉索拉:写作不能満足我的虚栄心」『東方早報』2009年5月8日から; 光写作不過癮、因為写作対我而言太実了、我喜歓虚的東西。音楽還有点体力活的感覚、更過癮。就我軽浮的性格、写作不能満足我的虚栄心。林剣「馬不停蹄的世界音波」『TimeO…

初めに「血液型」があったわけではないだろう

「血液型」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071025/1193305401 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090225/1235584044 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090304/1236132818 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090308/1236529774 http://d.hate…