2007-02-19から1日間の記事一覧

誰が懐かしがるのか

山崎貴の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を観たのはかなり以前のことで、http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20061120に批判というか突っ込みが載ったときに、付け足し的に何か書こうと思ったが、時機を逸してしまった。忘れないうちにその印象についてメモ書きを…

韓国のイメージ

http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20070212#p2 この記事の冒頭で、四方田犬彦「先生とわたし」が言及されている。 さて、 当時の韓国は軍事独裁政権が続いており、日本では「恐ろしい国」「何をするか判らない国」と思われていた(ようである)。「ようである」…

「障害者」は存在しない by 小泉義之

承前*1小泉義之『病いの哲学』からのメモ; 障害者、とくに生来の障害者は、生体として捉えるなら、何も欠けるところはないし、何も余るところはない。欠如も過剰もない。一般に、受精卵が子宮・胎盤内で発生し分化を遂げるということは、極めて困難な過程で…

舞城王太郎『阿修羅ガール』を巡るメモ

阿修羅ガール (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 100回この商品を含むブログ (414件) を見る舞城王太郎の『阿修羅ガール』(新潮文庫)を読み終わったのは(太陽暦の)年末、日本から…