2006-04-11から1日間の記事一覧

Martin Buber――王曉東『西方哲学主体間性理論批判』

第三章「主体間性理論的生存論形態」、二「対個体性的張揚與向類的回帰」、(二)「“類”的呼喚與向“共同体”的回帰」。 ここでは、マルティン・ブーバーが論じられているが、その批判的纏め(pp.127-128); a)「本体論的浪漫化闡釈」――「馬丁・布伯将関係解…

「ほかにとりかえのきかない」

「「非モテ」に関するいまさらな勘違い」という文章*1から; これだけ恋愛恋愛とあおられると、だれにでも恋愛ってできるもの、というか、恋愛をしなくちゃ人間としてなんか欠陥があるんじゃないか、みたいな気をおこしてしまうらしいが、恋愛というか、だれ…

周鉄海

日曜日は、上海美術館*1の『周鉄海 〓*2一種歴史*3』*4の最終日。 周鉄海については既にknt13さん*5が紹介している。駱駝のキャラクターのポップな絵を主とする。今までは、ネットや雑誌の画像で観ていたのだけれど*6、実物を観ると、迫力が違う。多くの作品…

『大長今』

先週、近所の港匯広場で「韓国旅游発展局」*1がキャンペーンを行っていた。そこで配られていたパンフレットは、 「韓国、譲想像挿上歓楽的羽翼 韓流精選之旅」 「與長今一起的文化体験之旅」 「大長今主題公園」 最初のものは、『大長今』、『冬季恋歌』、『…

煙は何処へ

4月5日は清明節*1。 ところで、薛理勇「清明節は鬼の火」(『WALKER上海』2006年4月号)には、 中国人はずっと、陰と陽の世界はつなげられる、つなげるには物を燃やすのが一番簡単だと考えていた。陽の世界の物を燃やせば、ゆらゆらと立ち上がった煙が陰…

ephemera 6.1 - In Times, in and as Global Conflict

Social-Theory MLから; The new issue (6.1) of *ephemera: theory & politics in organization*, entitled 'In Times, in and as Global Conflict', has just been published at http://www.ephemeraweb.org. The issue includes a special section with p…

仏蘭西では

『毎日』の記事なり; フランス:政府がCPE撤回 労組・学生らの猛反対で 【パリ福井聡】フランスのシラク大統領は10日、若者雇用促進策「初期雇用契約」(CPE)を含む機会均等法について、「(CPEを規定した)同法8条は若者の就職が有利になるよ…